コロナ禍でも売れ続けるハンドメイド作家と売れない作家の違い

コロナで売れないハンドメイド作家 ハンドメイド
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新型コロナウイルスの影響で、経営が苦しい業界が増えていますね。

ですが、私をはじめ何人かのファッション関係を取り扱っているハンドメイド作家さんに聞いてみましたが、ハンドメイド界での売り上げはそれほど下がってはいないと感じています。

新型コロナの感染が続く現在からアフターコロナ時代までを生き抜くための戦略についてまとめてみました。

 

コロナ禍でも売れ続ける作家とは

コロナ禍でも売れ続ける作家は、新型コロナが蔓延する以前から「D2Cビジネス」を意識して活動をしていた方々かと思います。

D2Cビジネスとは

D2Cとはブランドが自ら企画し製造した商品を自社サイトを使って直接消費者に販売するという仕組みです。

つまり、デパートや百貨店など中間業者を通さずに自分自身の力だけで販売をすること。

SNSの普及により、個人ハンドメイド作家であってもこのD2Cビジネスが可能になってきました。

D2Cのメリットは以下の通り

・仲介手数料がかからない
・お客様の生の声が聞ける
・お客様の声を聞くことで作品の改善ができる
・ブランドを直接応援しているという親近感をお客様に与えらえる

ハンドメイド作家として活動している作家さんの中には商業施設での委託販売やデパートでの店頭販売を中心に活動している作家さんも少なくないと思います。

そういった活動をされていた方は、販売する場所が少なくなりコロナの影響をモロに受けたのではないかなーと思います。

せっかくなのでこれを機に、オンライン販売にも力を入れて活動の幅を広げていってもらいたいなと思います。

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新型コロナの追い討ちを受けるファストファッション

特にファッションの分野において2009年ごろから気軽に、手頃な価格で購入できるものがもてはやされる時代が続きました。

ですが、他のブランドよりも、もっと安く、もっと手軽にと進化していく中でどんどん品質が下がり、ブランドの中の人もお客さんも疲れてきてしまっていました。

この「ファストファッション疲れ」に追い討ちをかけるように「新型コロナウイルス」の感染が広がり、外出の機会が減り、人と会う機会も減っていったことによりファストファッションを売りにしていたアパレル業界はかなり厳しくなっているそうです。

ハンドメイド業界においても、ファストファッションのようなことをしている作家さんも少なくないかと思います。他のブランドよりも「とにかく安い」ということだけを売りにしているハンドメイド作家さんは、今後より一層厳しくなっていくことかと思います。

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D2Cブランドとして発展していくためにできること

では実際D2Cブランドとして発展していくためにできることにはどのようなことがあるでしょうか。

・SNSの運用
・ライブ配信

基本的にはお客様とのやりとりを中心としたものが多いです。

順番に説明していきます。

SNSの運用

コロナ禍において、SNSの利用時間は飛躍的に伸びているそうです。

また、通販の利用も増えているのでこの機会にファンを増やしておきましょう。

SNSの運用において大切なのはお客様と親しくなること

Instagramのストーリーズなどで作品に関する質問などに答えていくことで関係性を築いていきましょう。

人と人同士なので信頼関係はすぐに築けるものではありませんが、丁寧な対応を積み重ねていくことが大切です。

ライブ配信(ライブコマース)

ライブコマースとは、視聴者とコミュニケーションをとりながら進めていくテレビショッピングのようなもの。

コロナ禍において中国を中心に爆発的な売上を叩き出しているそうです。

ライブコマースを行うメリットとしては以下のようなものがあげられます。

・お客様とコミュニケーションが取れるので親近感を与えやすい
・お客様の作品に対する疑問にすぐに答えることができる
・ライブコマースの利用が多い年代は購買意欲がある人が多い
・静止画ではわからない使用感が伝わる

ライブ配信で大切なのは、お客様とのやりとり。

お客様が気軽に質問したり発言したりすることができるような場を作ることでアットホームな雰囲気を作り上げられるよう意識しています。

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まとめ:コロナ禍でも売れ続ける作家と売れない作家

新型コロナウイルスの発生によって多く人の生活が変わってしまった今。

人と人との距離が離れてしまい、1人で過ごす時間が多くなってしまった今だからこそ、SNSなどを活用しお客様との距離を縮めるチャンスなのかもしれません。

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