「ハンドメイドを始めてみたけど、なかなか売れない」そんな方に向けた記事です。
ハンドメイド作品が売れないときに見直す8つのポイント
作品製作やページ作りに思いを込めているほど、自分のブランドを客観的に見ることが難しくなりますよね。
ここでは7つのチェック項目に沿って見直すべきポイントの説明をしていきます。
悩んだ時にチェックしてみるポイントは以下の7つです
- ブランドが認知されているか
- 欲しいと思えるような付加価値があるか
- 作品写真は工夫されているか
- 作品説明文は工夫されているか
- リピーターを増やす努力はしているか
- 価格設定に選択肢があるか
- 作品数は少なすぎたりしないか
ブランドが認知されているか
そもそも、ブランドがしっかりと認知されているかどうかはとても重要です。 お客様に知られていなければ、どんなに素敵な作品でも見ることすらしてもらえません。
SNSでの情報発信や季節感のある作品をアップすることでハンドメイドマーケットのメルマガや特集に載るように心がけてみましょう。
「欲しい」と思えるような価値が付加されているか
サイトに作品を掲載するだけでは、売上は上がりません。この作品を手元に置くことでどんな素晴らしい生活が得られるかという価値を販売することが大切です。
一般的にハンドメイド作品にお客様が感じる価値というのは下記のものが多いです。これらをアピールするとともに、ブランド独自の付加価値もつけていきましょう。
・人と被らないオリジナル性
・他で手に入れられないという希少性
最近は作家自身に興味を持つお客様も増えています。
SNSなどを運用する際、お洒落なお家、お洒落なファッションなど、日常生活でのセンスにも自信がある場合以外はプライベートアカウントとは分け、生活感を出さないように心がけましょう。
商品の写真は工夫されているか
creema(クリーマ)やminne(ミンネ)で作品を見ていると、思っている以上に暗い写真を掲載している方が多い印象です。
特に1枚目に掲載する画像に関しては作品が暗いと他の方の作品に埋もれてしまい、クリック率が下がります。
写真の明るさはiPhoneの純正アプリで簡単に変えられるので、自分で思っている以上に明るく作品がキラキラ輝くように加工してみてください。
また、掲載する写真も最低でも5枚は掲載するようにしましょう。
せっかく素敵だなと思ってお客様が作品ページを訪れても、写真が1枚だけでは物足りないと感じる方は多いでしょう。
また、本当によい商品なのかも判断できません。 さまざまな角度から撮影したり、着用画像を掲載したりして、お客様へ最適なイメージを伝えましょう。
作品説明文は工夫されているか
作品説明文も作品の魅力を伝えるためには大切なものです。説明文を考えるときは、「販売者目線ではなく、購入者目線で考えること」がポイントです。
自分が購入するとしたらどんなことが気になるだろう、どんな機能がついていたら購入したいと思うだろうと考えて記載してみましょう。
特に写真では伝わらない部分を文章で説明することで、注文後のクレーム減にもつながります。
リピーターを増やすための努力をしているか
一度利用してくれたユーザーに再度注文をしてもらうことは、売上アップのために重要です。
特に大切にしたいのは、作品がお客様の手元に届いた瞬間です。
お客様はこの作品を手に入れたらどんなに嬉しいだろう、楽しいだろうと期待をして作品を注文します。その時に自分が思っていた以上に、嬉しい驚きがあったらきっとそのお買い物体験を忘れることはできないでしょう。
過度なラッピングなどは必要ありませんが、メルカリやラクマで不用品を購入したときに届くような梱包ではお客様を驚かせることはできません。
費用や手間は極力省きながらも、感動するようなサプライズを届けましょう。あなたのブランドを印象付けるチャンスです。
また、次回使えるクーポンの配布やキャンペーンの案内をしてみてもいいでしょう。
作品数が少なすぎることはないか
作品数は最低でも15種類は作りましょう。
作品が多ければ、必然的にお客様の目に触れる機会も多くなります。作品Aに興味がないお客様も作品Bがハマることは多々あります。
一つ試しに作品を購入してみて、作家の対応や作品の完成度が良ければ、他の作品もまとめて購入するというお客様は想像以上に多いです。
価格設定に選択肢があるか
前述の通り、作品数は15種類程度掲載しましょう。
その際、価格設定を相場価格よりも高めのものと安めのものを掲載してみましょう。
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まとめ:ハンドメイド作品が売れないときに見直すポイント
記事内で説明してきた通り、ハンドメイド作品が売れない時に見直すポイントは以下の7つです。
- ブランドが認知されているか
- 欲しいと思えるような付加価値があるか
- 作品写真は工夫されているか
- 作品説明文は工夫されているか
- リピーターを増やす努力はしているか
- 価格設定に選択肢があるか
- 作品数は少なすぎたりしないか
どの項目にも共通することですがハンドメイド作家側の「売りたい」気持ちを一度抑えて、お客様の「買いたい」を作り出せるかどうかがポイントです。
自分がオンラインショッピングを楽しんでいる時、あなたの作品を購入したいと強く思うでしょうか。
常に客観的に自分の作品とブランドをみる癖をつけましょう。