保育士3年目の「辞めたい」気持ちへの対処法

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ちひろ

こんにちは、ハンドメイド作家 兼 保育士のちひろです。

保育士として激務をこなしてきましたが、ハンドメイドの副業を始めて収入が10倍になりました。

今はハンドメイド作家をメインにのんびり保育士を続けています。

このブログでは保育士として頑張っている方を中心にハンドメイド副業のノウハウを伝えています。

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保育士3年目の「辞めたい」気持ちへの対処法

私が最初に就職した園を退職したのも3年目でした。

1、2年目はとにかく仕事が忙しく覚えることも多かったので辞めたいというよりは毎日がとにかく必死でした。

 

大学同期の友人たちも保育士や幼稚園教諭として働いている子が多かったので、みんな同じように大変で、同じように必死で「就職すると言うことはこう言うこと」なんだなと思っていました。

ですが、3年目になり後輩も入り時には指導なんてことをする立場にもなり、ふと落ち着いて周囲を見渡した時「この生活をあと何十年続ける」という想像ができない自分がいました。その理由は以下の3つ。

  1. 給与の安さ
  2. 人間関係
  3. 仕事量の多さと責任の重さ

給与の安さ

月曜日から土曜日まで(土曜日は隔週)一日中働いて、持ち帰り仕事もして、手取り16万円。3年働いても昇給はなし。今年入ってきた新人保育士と同じ給与でした。
さらに、保育士の平均年収と全業種の平均年収を調べてみました(2020年現在)
保育士給与平均 日本国民平均年収
20代 273万円(月額手取り17万円) 345万円(月額手取り22万円)
30代 275万円(月額手取り17万円) 442万円(月額手取り28万円)
40代 331万円(月額手取り21万円) 507万円(月額手取り33万円)

個人の状況にもよりますが大体の手取り金額も。

やっぱり全体的な平均給与と比べて低い傾向です。

 

しかもキャリアを積んでもあまり昇給が見込めないというのが悲しいところですね。これが離職率が高い原因の一つとも言えると思います。

人間関係

保育士はトラブルの多い職場だと言われています。
平成30年の東京都の調査では約37%の保育士が人間関係で悩んで退職をしたそうです。
私も初めて勤めた園では人間関係に非常に苦労しました。
  • 話しかけても無視
  • やること全てに文句をつける
  • 職員会議で1人の先生だけを吊し上げ
  • 自分の仕事を後輩に全て振る
  • 仕事中トイレに行くことすら許さない
  • 派閥がある

普通の会社ではあり得ない子ども同士のいじめのようなことが普通に起きます。

それもひとりの保育士ではなく複数の保育士がこういったことをしていました。

 

ですがこういったことをしている側の保育士も忙しさに疲弊して正常な判断ができていなかったのだと今となっては思えます。

仕事量の多さと責任の重さ

行事前になると持ち帰り仕事が多く、2時間しか眠らずに出勤したことも少なくありませんでした。
幸いにも体を壊すことはありませんでしたが、日中とにかく眠くて眠くて。子どもたちが怪我をしないように見ているだけで精一杯でした。
それでも万が一怪我をさせてしまったら、大変なことになります。
子どもの怪我は一歩間違えば死に直結します。
自分が倒れる寸前の状態で、そのような責任の重い仕事をしていることにゾッとする時もありました。

3年目保育士に残された選択肢

「辞めたい」と思った時残された選択肢は多くないと思います。

大きなものは以下の3つ。

  1. 今の職場のまま頑張る
  2. 今の職場を退職して別の施設へ転職する
  3. 今の職場を退職して保育士以外の職に就く


今の職場のまま頑張ると言うのが1番簡単ではあると思います。辞めたい理由にもよりますが、自分の経験不足により「辞めたい」と思ってしまう場合はもう少し同じ園で頑張ってみても良いかもしれません。

 

それ以外の「職場いじめ」や「給与の安さ」「過剰な仕事量」を理由に辞めたいと考えている場合は退職を選択肢に入れても良いと思います。

 

成長できる園で働かないと経験を積んでも良い保育ができる保育士にはなれないからです。

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「今の職場を退職する」と言う選択肢を選んだ私

私の場合はかなりのブラック保育園だったので、退職を決めました。保育士以外の仕事も考えましたが、まだ保育の仕事に未練があったため保育士として転職を決めました。

転職をする際に気をつけたのは、なんとなく求人を探すのではなく、働きやすい、自分が理想とする保育ができる職場を探そうと転職活動を行いました。

ハローワークにも行きましたし、いろいろな求人サイトを見てまわりました。でも実際の施設の雰囲気や人間関係など、就職してみないとわからない施設がほとんどなのが現実でした。

当たり前ですが、どの施設も求人情報には良いことしか書いてないんですよね。

 

ここだけの話面接にも行って、合格しましたが行かなかった園もあります。以前の職場のトラウマから、「この園長先生もいざ私が職員になったら態度が変わるんだろうか…」と人間不信のようになってしまっていました。

 

そんな時ふとネットで見つけた「転職エージェント」と言う言葉。思い切って登録し、以前の職場でのトラブルと新しい園に入ることが不安だと言うことを伝えたところ、そのエージェントさんが紹介した保育士の方が働いている企業内保育園を紹介してくれることになりました。

雰囲気や人間関係にも精通している場合が多いので、自分の理想の職場像に照らし合わせて職場を探してもらうことができます。

 

すべてしっかりとコンサルタントしてくれる有名転職サイトです。

1点ポイントとしては、掲載されている求人がそれぞれ異なったり、同じ施設であってもそのサイトによって給与が異なる場合があります。なので転職サイトは複数登録することをお勧めします。

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