「派遣」保育士という働き方
保育士として働くなら正社員かパート、アルバイトという形態が多いと思います。
でも意外と「派遣保育士」という働き方、穴場です(。-∀-)
正社員やパートと派遣社員との違い
まず、派遣保育士ってなにが違うの?というお話。
正社員やパート、派遣の最大の違いは雇用主です。下の表のように派遣社員は派遣会社の従業員です。
正社員、パート | 派遣社員 | |
雇用主 | 保育園などの施設 | 派遣会社 |
そのため、園側は理不尽なサービス残業や持ち帰り仕事をさせることができません。他社の社員を無給で使っていたら大問題ですよね。
この一歩引いた関係が、保育士にはとっても働きやすいんです。
ただ物事には良い面と悪い面が必ずありますので、次の章から派遣保育士のメリットとデメリットをまとめていきます。
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派遣保育士のメリット
派遣保育士で働くメリットは以下の4つ
- タダ働きがない(サービス残業や持ち帰り仕事)
- 時給が高い
- トラブルがあった時派遣会社がフォローしてくれる
- 保育に専念できる
タダ働きがない(サービス残業や持ち帰り仕事)
派遣される際の条件に「残業なし」とすることも可能ですし、もし残業がある場合もきちんと時間外手当がつきます。
休憩時間もきちんと1時間取れるので、リフレッシュして丁寧に子どもたちと関わることができます。
時給が高い
地域など雇用の条件次第ですが、平均的な派遣保育士の時給は1,300円程度だそうです。
1日8時間勤務を週5日続けた場合、月給208,000円になります。
正社員で仕事をするとサービス残業などもありますので、実動時間を考えると派遣保育士の方が給料は良いと思われます。
トラブルがあった時派遣会社がフォローしてくれる
「サービス残業を強要された」とか「人間関係のトラブルが起きた」場合には派遣会社が間に立ってフォローしてくれます。
施設側も派遣会社と揉め事を起こして契約を切られてしまうと困るのでおかしな要求はあまりしてこない場合が多いです。
また「この園の方針は合わないな」と思った場合には契約更新をしなければ良いだけなので、後腐れなく職場を変えることができます。
保育に専念できる
派遣保育士はいわば別会社のスタッフなので、施設の運営に関わる仕事や責任の重い仕事には関わることはあまりありません。
その分子どもたちに関わる時間が多くなるので、保育士としてはすごく魅力的です。
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派遣保育士のデメリット
派遣保育士のデメリットは以下の3つ
- ボーナスがない場合が多い
- 仕事が安定しない
- 担任が持てないなど制限がある場合がある
ボーナスが出ない
派遣会社はボーナスが出ない会社が多いです。
その分時給を高めに設定してるということなのだと思います。
仕事が安定しない
派遣は派遣先の園の人員が足りない時などに期間限定で配置される場合が多いです。そのため、正社員の人員が確保できたら更新をしてもらえない可能性はあります。
長く安定して働きたい場合は、デメリットとなります。
担任が持てないなど制限がある場合も
派遣保育士は責任の重い仕事にはつけない施設もあります。
担任を持って子ども達と深く関わっていきたい方なども派遣保育士は合わないかもしれません。
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派遣保育士になるには
派遣保育士になるならまずは以下で説明するような転職エージェントに登録することが必要です。
通常の派遣会社ではあまり保育関係の求人はないため、保育専門の転職エージェントに登録して「派遣として働きたい」と伝えるのが近道です。
すべてしっかりとコンサルタントしてくれる有名転職サイトです。
1点ポイントとしては、掲載されている求人がそれぞれ異なったり、同じ施設であってもそのサイトによって給与が異なる場合があります。なので転職サイトは複数登録することをお勧めします。
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