こんにちは、ハンドメイド作家兼保育士のちひろです。
当サイトでは「保育士の働き方について」や、「副業としてのハンドメイド作家」について発信しています。
経歴といま現在について
経歴
大学卒業後新卒で保育園に就職→3年で退職→企業運営の保育園に就職→副業でハンドメイドを始める→ハンドメイドの売上が保育士の収入を上回る→ハンドメイドが忙しくなり退職→ハンドメイド作家として月の売り上げが200万円を超える→更に収入が増え仕事も増えたので人を雇用→自分の時間ができたので保育士復帰 保有資格 保育士,幼稚園教諭一種免許 |
ハンドメイドだけでも十分生活はできますが、今でも保育士の仕事は続けています。
フルタイムではありませんが、子どもたちはかわいいし、生活のベースはほかにあるので、人間関係のトラブルに巻き込まれない心の余裕もあるので、資格を取得してから今が一番幸せです。
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このサイトを始めた意味について
私は「子どもが好き」純粋にその気持ちだけで大学の専攻を選びました。これを読んでくださってる保育士さんもそういう方、多いんじゃないでしょうか。
なのに実際就職してみたらこんなはずじゃなかった、なんでこんなに理不尽なことが多いんだろうと悩んでばかりいました。頑張っても、頑張っても全然報われない。
給料は安いし重労働だし人間関係複雑だし相性の悪い保護者の方もいるし記録も行事の準備も大変だし、このご時世未だに書類は手書きとかもう…(小声)
ただひたすら子どもたちが可愛い、その気持ちだけでずっと踏ん張ってきました。
でも社会人3年目、年長担任の重圧、すぐに感情的になる先輩、毎日毎日嫌味を言うためだけに電話をしてくる保護者、毎日のサービス残業、月案、週案、日案、報告書、おたより、家に帰ってからも寝る直前まで作り物。これで手取り16万。
心を殺して働いてきましたが、ある日突然ぷつんと何かが切れました。気持ちがぶれないうちに「今年度で退職させて頂きますので来年度の配置にはつけないでください」と園長先生に伝えにいきました。
園長先生は初めこそ「先生がいなくなったら困る」とか「もう1年だけ頑張ってみない?いまは辛いかもしれないけど4年目にはみんな楽になるから」などと穏やかに引き留めてきましたが、退職が近づいてくると「この業界も狭いからね…(訳:悪い噂を流して再就職できなくすることもできるんだぞ)」と脅してくるようになりました。
それでも受け持ちの子供達の卒園後すぐ、強い意志で退職しました。退職日には園長先生はお礼をいう私の目を見ることもなく「お疲れ様」と冷たく言いました。
もう自分をすり減らして働くのは嫌だ。そう思って起業運営の小規模保育園に就職しました。ここはグループ会社の社員さんの子供を預かる大きめな託児所のような園だったため、保護者の方は「どこの会社の◎◎さん」というのがはっきり分かるためか無理難題を言ってくる方もおらず、行事も少ないため持ち帰り仕事や残業もなくとても良い環境でした。
残業がなくなり自分の時間ができたことで学生時代、物作りが好きだったことを思い出しました。
ハンドメイド販売サイトという存在は知っていたため、作った作品を恐る恐る登録すると少しずつですが売れ始め、いつのまにか作っても作っても製作が追いつかず、休日は朝から晩まで作品を作るようになりました。でも、保育園時代と違って全くつらくなかったです。頑張ればちゃんと結果がついてくるハンドメイドの世界にはまっていました。
今は自分のペースで保育の仕事を続けながら、ハンドメイド作家としての活動をしています。どちらも私には大切な、大好きな、仕事です。
だから「辞めたくないけど心と体が限界」と泣きながら退職していった新卒のあの子とか、副園長先生との相性が悪くて二カ月で8キロも痩せてしまっていた同じ大学のあの子とか。
そんな頑張ってる保育士さんたちに向けて、
子どもたちの笑顔が見たい、成長が見たい、そんな気持ちをもったまま自分も幸せになる方法ってたくさんあるんだよ。
そんなふうに伝えたくてこのサイトを立ち上げました。
もちろんハンドメイド以外にも道はたくさんあると思いますが、いま大変な思いをされている方の可能性の1つとして、私の経験をお話しできたらな、と思っています。
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