「子どもがまだ小さいから」とか「扶養内で働きたいから」など家庭の事情でパート保育士という働き方を選択している方もたくさんいらっしゃると思います。
正規職員だけでは手の回らない保育園にとってパートさんはなくてはならない存在ですが、保育園パートって結構大変ですよね。こんなはずじゃなかったと思い悩む時に、解決への糸口になればと今回記事にしてみました。
パート保育士を辞めたい人にハンドメイド作家という提案
パート保育士を辞めたい人の心情
・パートなのにサービス残業がある
・パートなのに担任を任される
人手不足の保育業界ではパートさんでもかなりの仕事量を任せられているように思います。正規職員と同じような仕事をさせられるなら、お給料も同じにしてくれーって思ってしまいますよね。
家事や子育ての合間に働きたいと思っていてもこれだけの仕事を任されてしまっては、心も身体も疲れてしまいます。
また外に出て働くと、化粧品代や洋服代など身だしなみを整える必要もあります。お昼を挟む場合は給食費などがかかる場合もありますよね。
あまり多くはないパートのお給料からそれらの経費を賄うと手元に残る金額はどんどん減ってきてしまいます。
パート保育士として勤務することが楽しくて仕方ないというのであれば良いのですが、少しでも辛いなと思うのであれば別の選択肢を考えてみても良いかもしれません。
ハンドメイドなどの自宅でできる仕事であれば家事や子育ての合間にもできます。私自身もママさん作家として活躍している方とたくさん出会ってきました。
ハンドメイドは職場に行けばお給料がもらえるというものではないので初めはなかなか収入につながらないかもしれませんが、着実にブランドを育てていくことで収入を得ているママさん作家さん、主婦作家さんはたくさんいます。
一度流れに乗ればパート勤務と同じくらいの収入を得ることは難しくありません。
パート保育士の過酷な仕事内容
パート保育士の仕事内容は勤務する園によって大きく異なります。
パートだったら責任のある仕事を任されないだろう、と思って働き始めたのに、実際働いてみたら正規職員のようにクラス担任を任されたり、サービス残業を強いられる園も少なくありません。
パート保育士として働いている方はお子さんがいる方も多いです。そのため、園で見ている子どもたちと自分の子どもが重なり、過酷な勤務状況であっても「子どもたちのためなら」と無理して頑張ってしまう場合もあるようです。
ですが、本来サービス残業は労働基準法違反ですし、子どもを園に預けている保護者からしてみても、担任の先生がパートさんって知ったらちょっとびっくりしますよね。
パートさんが担任を持つことが悪いわけではないですが、クラス担任を持つというのは子どもたちの安全や命に対して責任があるわけです。同時にその責任の重さに応じた給与が支払われるべきです。
私生活とのバランスを取るためにパート勤務を選んだのに、クラス担任を持ってしまっては思うように休暇も取れないですし、それなら正規職員として働いたほうが良いですよね。
一般的なパート保育士の仕事内容とは?
一般的にパート保育士の仕事内容は正規職員の補助的な役割の場合が多いです。毎日同じ固定のクラスに入る場合もあればフリーとして様々なクラスに入る場合もあります。
また、子どもたちの人数が少ない朝番や遅番勤務の人員としてパートさんを配置している園も多いです。子どもたちを先導していくというよりは、お掃除やおむつ替えなど、縁の下の力持ち的なポジションです。
責任のある仕事、サービス残業、持ち帰り仕事などはないのがパート勤務のメリットだと思うので、パートさんに正規職員と同じ仕事を任せる園はブラック保育園の可能性が高いです。
ブラック保育園で自分を擦り減らして頑張っても、メリットはないのでタイミングが良い時に転職や退職を考えても良いかもしれません。
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パート保育士を続けながら新しいことにもチャレンジしていく
ハンドメイド作家を始めてもなかなかすぐには収入につながらない場合も多いです。
ですが、先のことも考えて自宅で稼げるようになりたい、好きなことを仕事に繋げていきたいという方は、パート保育士を続けながらハンドメイド作家にチャレンジしていくこともおすすめです。
ハンドメイド作家として収入が安定してきたら、パートを退職したり、勤務日数を減らしたりしていくことも考えられます。
パート勤務を続けながら新しいことにチャレンジしていくためには、自分の時間を捻出することが必要になります。ブラック保育園に勤めて消耗していては、時間の捻出は難しいです。
まずサービス残業や持ち帰り仕事など自分の時間を無料提供することはやめましょう。
保育士の無料奉仕によって成り立っている園では「今日からもう持ち帰り仕事はしません」と言ってもなかなか理解を得ることは難しいかと思いますので、1日でも早く退職することをお勧めします。
そうして退職できたら、パート保育士として働きやすい園に転職しましょう。次に働く園では勤務先の保育園についてしっかり見極めていくことが大切ですが、
保育園は内部の事情が分かりにくく、実際勤務を開始するまでどのような園なのかが分かりにくいのが難点です。
しかも一度勤めてしまうと、辞めにくい、辞めさせてもらえないということも多いようです。こういった状況に陥らないためにも就職前にブラック保育園だと気付くことが重要になります。
ではどうすればブラック保育園かどうかがわかるのでしょうか。
それは、求人を探す段階で決まります。パート保育士だから自宅から近ければいい、勤務時間の都合が合えばいいと思っていても、ブラック保育園では求人情報と実際の勤務内容が異なる場合すらあります。
そう言った時にお勧めなのが、保育士専門の転職サイトです。私も転職の際には毎回転職コーディネーターさんにお世話になっています。専任のコーディネーターがついてくれ、自分の希望に合った職場を探してくれます。
ママさんに特化した保育転職サイトもあります。
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まとめ:パート保育士を辞めたい人にハンドメイド作家という選択肢を提案
パート保育士として消耗している方に向けてまとめてみました。
保育業界は常に人手不足のため、十分なお給料を出せないパート職員の方にも責任のある仕事を任せている園が非常に多いです。
私の友人もパート保育士としてクラス担任を持っているのですが、パートさんはサービス残業がない代わりに一切の残業が不可なんだそうです。そのため、ほとんど顔を合わせたことのない保護者もいるそうで、コミュニケーションが取れないと嘆いていました。
残業ができないため、事務作業や雑務はほとんど持ち帰りで行っているようでとても疲れると話していました。
それでも仕事が楽しいというのであれば良いのですが、そうではない場合は早々に次の道に進むことをお勧めします。パート保育士として働きやすい園もたくさんありますし、在宅でのお仕事も今の時代たくさんあります。
ハンドメイドも含めてぜひ色々な選択肢について考えてみてください。